ミラノ
Milano


31年前の旅行のときは、ミラノがイタリア最後の滞在地となりここから日本へ帰国しましたが、今回の旅行ではここが最初の滞在地となりました。ミラノは、地理的にもドイツやフランスの影響をより多く受けているからか、私が訪れたイタリアの都市の中では、最もイタリア的ではない都市と31年前に感じました。その印象は今回も変わりませんでしたが、イタリアの魅力はこれから南に下ることで、十分に満喫できました。
なお今回のイタリア旅行記は、空港やホテル、食べ物などは最後のページにまとめ、ここでは地名ごとに、観光の様子だけをまとめることにしました。


(スフォルツェスコ城)

前日の飛行機による長時間移動の翌日で、時差ぼけも少々あった頃ですが、すがすがしい朝の空気の中、ゆっくりと緑の公園を散歩できました。ここには博物館や美術館もありましたが入場せず、自由に時間を過ごしただけでした。


(スカラ広場)

上記左の写真は、スカラ広場にあるレオナルドダビンチの像です。右側の写真はスカラ座です。31年前、ここでバレエを見たことがあるのですが、当時はエレベーターもなく4階(5階だったか??)の席まで階段で上がっていった記憶があります。夜に見たからもあるのでしょうが建物の外観は全く覚えていませんでした。
(ドゥオーモ)

修復中のようで、以前より白くなった気がします。
右が内部の写真ですがステンドグラスが綺麗でした。


(ヴィットリオ・エマヌエル2世のガッレリア)


プラダがあったかと思ったら、マックもありました。
昔、マックはなかったと思いますが・・。
下の写真はドゥオーモ前の広場です。


(サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会)
下の写真、右側が教会で、左側が最後の晩餐を観賞する為の入り口と売店になってます。今この作品はブームで、3ヶ月前からチケットを予約しないと見ることができないということですが、今回の旅行商品にあらかじめセットされていましたので、苦労せずに見ることができました。
ここは25名ずつ15分の観賞という完全予約制です。つまり1時間に100名しか入れませんので、予約が難しいのも理解できます。
時間に近くになった頃、チケットを貰い並びました。時間になりますと最初のドアが開きました。そこから先は写真はダメということで、残念ですが写真がありません。
ドアの先は庭のようなところへ出ました。そしてさらに前方にはガラスの自動ドアがありました。そのドアが空き、まず25名がそこに入りました。そこは正方形の4畳半くらいの部屋でしょうか。横の壁はガラスで、その部屋の前方にもまたガラスの自動ドアがありましたが、そちらは開いていません。しばらくすると先ほど入った後ろの自動ドアが閉まりました。そして2秒後くらいに前のドアが開きました。つまり2秒間はその狭い部屋に閉じ込められた感じでした。次の部屋もガラスまた張り。そんな感じで進み、やっと絵のある部屋に入ることができます。


この絵は壁に書かれていて、部屋の半分から後ろで見ないと遠近法がわからず、沢山の人が入場しますと、後ろから見ることはできなくなりますのでこのように配慮された観賞になっているのですね。入場してみて初めてわかりました。
この絵を鑑賞するために、たった25名の部屋でとても贅沢な時間を過ごすことができました。室内の写真を撮ることができませんでしたので、お土産で買ってきた絵をスキャンしたものを置いておきます。
ところで、ここの入場チケットですが、団体用にでしょうか。1枚ごと、違ったデザインになっています。最後の晩餐に描かれている人物が1名それぞれのチケットに印刷されています。さて自分のチケットは誰になるか。裏切り者になるのか・・。ガイドさんがチケットを裏返しました。それを各自1枚ずつ引いていきます。(≧∇≦)キャッ☆私は○○だ〜と、グループで、ちょっと盛り上がっていました。そして、イエスは誰だ誰だ・・と探し始めたころ、自分のをチケットを見たら、何と、私がイエス(*^v゚)v。当たりでした。下の画像はそのチケットをスキャンしたものです。








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