ヴェネツィア(ベネチア)
Venetzia


31年前(1977年)のときは、ベネチアの駅まで鉄道利用で来ました。そこから先、この島の移動手段は徒歩か船になり、車は入れません。なぜなら島内はいたるところに水路がありこの水路が昔から大切な交通手段なっていました。道にはあちこちその水路にかけた小さい橋があり、その橋は小船が通過できる高さにするため、まるく坂になっています。そのため現代でも車は入れないのです。サンマルコ広場までは、駅近くにある船着場から大運河を通って、水上バスやゴンドラで行くのが一般的です。


(サンマルコ広場方面、船中より撮影)


今回はバスでヴェネツィアの入り口まで来ました。駐車場から先はもちろん船か徒歩の移動になるわけですが、その前にトイレです。そのトイレ、行列になっていましたが、1ユーロ(このときは約165円)。相当な売上のトイレだと思いました。そのあと、団体専用の船でいっきにサンマルコ広場へ行ってしまいました。乗船中、昔見た景色とは違うぞ・・なんか広いなと思っていましたら、大運河を通らず、もっと広いところから、すうっと広場のほうに行ったようです。上の写真は広場に近づいたところです。


(サンマルコ広場)


お天気は雲1つなく、暑くもなく寒くもなく風もなく、これ以上のお天気はないというくらい気持ちのよい天気でした。しかし、この混み方は何ということでしょう。添乗員さんにいつもこんなに混雑しているのか尋ねてみましたところ、気候の良いこの季節は混んでいるそうですが、でも今日は特に混んでると言っておられました。イタリアの3連休の中日だったそうですが、・・・。


(サンマルコ寺院)

(左上)全体を写す為に広いサンマルコ広場の中の遠い位置から撮りました。

(←)室内での撮影は禁止でしたが、これは外から撮れた内部の写真です。ガラスのモザイク画でできた素晴らしい天井で覆われていました。

団体用と個人用と入り口があり、この混み方の中、団体はすんなりと入場できたのはよかったのですが、2階へは契約していないのか行けませんでした。個人旅行の場合、その辺は自由に選択できるのだと思います。
上の写真ですが、上のほうに人が見えています。昔、私もここから広場を眺めたことを思い出しました。


(ドゥカーレ宮殿)



(時計塔とため息の橋)

左の写真は時計塔で時刻になりますとブロンズ像のムーア人2人が屋上にある鐘を打ちます。
下の写真はため息の橋ですが、よくある写真(海側からの)と反対の方向から撮ったものです。ここに昔牢獄があったそうです。



(リアルト橋とその近辺から)


リアルト橋の上から大運河を撮りました。


リアルト橋です。人込みの中、自由時間になんとか歩いてここまできました。
左の写真はリアルト橋の上の様子。
下の写真は橋の上から撮りました。


(お店など)

左上の写真はヴェネチアングラス工房の職人さんです。ここでお土産を買いました。31年前は、ムラーノ島にまで足を伸ばしましたが、本島内にもここに工房がありました。
真ん中、右の写真は水路の上の小さな橋の上から水路の様子を撮ったものです。他の写真はサンマルコ広場からリアルト橋に行く途中、撮ったものです。


(ゴンドラに乗って)


狭いところもカーブのきついところも上手に漕いでくれます。
異国情緒たっぷりで素敵な時間を過ごせました。
しかし団体客専用ルートなのでしょうか。ため息の橋、
リアルト橋といったような有名なスポットを通るルート
ではなかったのが、ちょっと不満。でもそれは贅沢かな?



下の写真は帰りの船の中から撮ったもので、ヴェネツィアの港に停泊していた大きな船です。このように大きな船が何隻もありました。この船で来たお客さんが、島内にいたのか〜と混雑していた原因も1つ納得できました。多分この船に泊るのでしょう。団体客にはなるべく大運河を通さないで他のルートでサンマルコ広場に行かせているようですが、これも、納得。大運河が大渋滞になってしまいます。
本当に素敵なよいところなのですが、これから旅行される方はこの季節、お薦めではありますが、平日に来て、できたらここに宿をとると宜しいかと思いました。









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